2017年4月5日に、スペイン・日本間でワーキングホリデー協定を結ぶ発表がありました。
ワーホリビザがいつになったら発行できるかは今のところ未定ですが、これで日本人が行けるワーホリ協定国は18ヶ国に。
スペインのお隣、ポルトガルのワーホリビザも解禁になりましたが、
いいですね、ラテン系の国にワーホリで行けるようになるなんて。
ちなみに現在ワーホリビザを利用して渡航できる国は以下一覧です。
オーストラリア カナダ イギリス ニュージーランド フランス
ドイツ アイルランド ポーランド ポルトガル スロバキア
オーストリア ハンガリー 韓国 台湾 香港 ノルウェー
デンマーク スペイン
スペインにワーホリ行きたいんだけど、、どうなの?
そんなあなたのために、短期滞在した僕がスペインの魅力や特徴を伝えます!
- シエスタは健在
- ビールとタパスがたまらない!
- 陽気なスペイン人
- 治安について
- 英語は通じるの?
シエスタは健在
スペイン独特の文化に、”シエスタ”があります。
シエスタって聞いたことありますか?
お昼過ぎから夕方まで、ちょっくら休んでのんびりしよーぜーな習慣なんですが、wiki先生の助言を借りると、
昼下がりの時間帯がシエスタ時間である。この時間帯(午後3時頃)は商店、企業、官公庁などの多くが休業時間となっており、しばしば事情を知らない外国人旅行者が戸惑うことになる。オフィスワークの場合、シエスタの後は再び仕事に戻る。昼食と同様、夕食も日本よりも遅く、就寝時刻も遅い。しかし、朝は早い。つまり、シエスタをするからといって睡眠過多にはならない。睡眠時間の合計はシエスタなしの生活様式と大差ない
こんな感じ。
シエスタって日本文化に馴染みないじゃないですか。
お昼過ぎに昼寝しようもんならいきなり難しい数学の問題当てられて、うーあーうーあーいうくらい日本では罪ですよ、昼寝って。
でもスペインではいいんですよね。
全ての職業がシエスタをとるわけではなく、スーパーや一部の飲食店は空いてますが。
しかしシエスタにつられて夕食時間が遅くなる文化は知らず、現地にいった時はびっくりしました。
夜の21時〜から飲食店が開き始めて、23時半を過ぎるとガシャンガシャンとシャッターが閉まっていく。
お腹が空いてても目当てのお店が空いてないんですけど、、そんなことが起こってしまうんです。
なんにせよ昼寝が公認されてるっていいですね。
生産性高そうだけど、うまくいっていないスペインの財政状況は元々の国民性から?
ビールとタパスがたまらない!
スペインと言えばビール、そしてスペイン料理。
街に点在するバールに行けば、日本円にして約90~200円でビール一杯飲むことができます。
そしてスペイン・バルの嬉しい特典が!
ビール一杯につき、タパスという小皿料理が無料でついてくるんです。(お店にもよりますが)
大体のバルはグルメサイトで評価されてるので、
街に着いたらとりあえずバルをググる!くらいの気持ちでいいと思います。
そして美味しんですね、スペイン料理は。
安かろう悪かろう、がない。
安かろう、美味かろう。です。
学校帰り、お仕事帰り、デートはこの店!
自分のお気に入りバルを見つけて、スペインの滞在生活をぜひエンジョイしてください。
陽気なスペイン人
シエスタ文化、バルでビールとタパス、そして陽気なスペイン人。
スペインという国は大きいです。
日本でも大阪や東京、沖縄など、県民性と言われる性格があるっちゃありますが、日本人は総まとめで”真面目”と言われます。
それはスペインでも一緒。
南のアンダルシア地方にいる人たちはより温和で、陽気。
マドリードはバルセロナに比べて冷たい、なんて言われますが、僕はスペイン人の”陽気平均値”が高いと思っています。
各都市によってそれぞれの雰囲気はあるけど、基本的にスペイン人は陽気ですよ。
楽しもうぜ、人生を!そんな感じです。
治安について
スペインの治安ってどうなの?
実際に僕は、バルセロナで財布のスリに逢いました。
そのあと財布なしで途方にくれているところ、また財布スリに逢いました。
ないんですけどね、財布。
財布をスられた件を、別の国であったスペイン人に話してみたところ、こんな返事がかえってきました。
「バルセロナやマドリードで悪いことしてる奴らは、大体が他の国からきた貧しい奴らなんだ。スペインのことを悪く思わないで欲しい」
だそうです。
でも実際のところ若者の失業率が高かったりと不安要素もあるわけで、要は日本にいる感覚でいくと怪我するよ。
これに尽きるかと。
バルセロナに住んでる日本人と話す機会もあったんですけど、危ないところは鼻が効くようになる、とのことでした。
現地に住んだら、ここは近寄っちゃだめ!な情報も入るでしょうし。
都会は用心、田舎は安心。
英語は通じるの?
欧米人って英語話せるんでしょ?いいなー
なんて古い価値観を持ってる人はもうそんなにいないと思いますが、、
スペインという国の母国語はスペイン語です。
教育を英語で行ってる学校にでも行ってない限り英語を使う機会はないですし、
英語が必要な仕事につかない限り覚える必要もありません。
とはいっても英語とスペイン語は似た者同士の言語。
英語の”different”とスペイン語の”diferente”は同じ意味、綴りもとても似てますよね。
そう、日本よりも英語は通じる。
そして語学学校に通おうとしている人。
授業は英語で行われます。
つまり、「英語もスペイン語も話せないんだけどー」
みたいなパッパラパーは相当苦労することになるでしょう。
英語圏以外の国にワーホリ行ってる方は口を揃えて言います、
「まずは英語を学んでおくべきだった。。」
と。
まぁ、スペイン語の発音は日本人にとってそう難しくない。
旅人の中には中米のグアテマラで安くて質の高いスペイン語学校に通ってある程度話せるようになったという人もいます。
どんな人がスペインワーホリに向いているのか
スペインの大まかな部分を書いてきましたが、さてスペイン・ワーホリに向いてる人ってどんな人?
まずお金があまりない人、オススメしません。
スペインの若年層失業率は50%に達しており、かつ物価は日本とあまり変わらないのに全国民の約50%に該当するスペイン人の月収は900ユーロ(12~13万円程度)とされています。
全国民の半分が、12~13万程度の収入ということは、アルバイトで稼げる金額、たかがしれてますよね。
物価が安いかといえばそうでもない。
これはワーホリビザ申請の際に、一定額以上の貯金証明が必要になりそうなレベルだと考えてますが、現地で稼ぐことは念頭に置かないほうが良さそう。
- ある程度貯金あり
→語学を学びつつ、バイトで働きながらスペインエンジョイ! - 夢、目的あり
→スペインでしかやりたいことがない! - 収入源あり
→自活できてるよ、スペイン滞在を楽しみたい、やりたいことしたい!
この3つのいずれかに当てはまる人が、スペイン・ワーホリ滞在を充実させることができるのでは。
オーストラリアのように、とりあえずファーム行っとけ〜的な考えは現実的ではないでしょう。
なんにせよ、どこにせよそうですけど、しっかりとした目標を持ってワーホリに行きたいですね!
それではまた!
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