ワードプレステーマ「sango」を導入しました!

【竜馬がゆく】第1巻を読んでの感想。想像以上に面白い!

”竜馬がゆく”1巻を読み終えた。

全8巻ある中、1巻目は幼少期から始まるのかと思いきや
もう竜馬の体が大きくなったところから始まっていた。

土佐で剣道をはじめ、瞬く間に上達し、
剣の腕を磨くために江戸へ上京する。

江戸の名門・千葉道場に入門し、わずか数年で大目録皆伝(一番すごい位)を得、
江戸中に名を知らしめていた長州藩の名士、桂小五郎を打ち破るまでが1巻。
坂本竜馬23歳まで。

1巻で得たことを小ざっぱりとまとめてみる。

  • 竜馬の家は、金持ち
  • 野望はあるが、剣以外に進む道が見つからない若き竜馬
  • 人たらしがうまい
  • めっちゃ強い
  • 1巻で気に入ったフレーズ集

竜馬の家は金持ち

竜馬が江戸に行けたのは、家が金持ちだったからだ。
当時の土佐藩には上士・下士という身分制度があり、竜馬は下士の上の位・郷士という身分だった。

江戸に剣の腕を磨きに行ったのは、私費留学のようなもの。
道中金のないものに、金をあげるなど、けっこうな裕福家庭だったのだろう。

金がなければ、竜馬は世に出ることができなかった。
若いうちには際限なく使える金があるといいなぁ。

金金ってうるさいなぁ、そう思うかもしれないけど、
これって大事なこと。

資金力がないために、自分の才に気づかず世の中に溺れてしまうのは勿体無い。
裕福な家庭に生まれたことも、竜馬の運の良さと一つ、といったところかな。

野望はあるが、剣以外に進む道が見つからない若き竜馬

竜馬が江戸で剣の稽古に努めているとき、ペリーが黒船を率いて江戸に押し寄せてきた。

この時に長州藩の桂小五郎と偶然会い、「将来何かを成し遂げるのだ。」と血が湧くように意気投合するものの、なにを成せばいいのかわからない。

今はひたすらに剣を極める。
そう心に決め、竜馬は敵なしの強さになっていく。

人たらしがうまい

竜馬の風格に「こいつは只者ではない」と思うもの、
型にはまらない発言に虚をつかれるもの、
とにかく竜馬は人に好かれていた。

彼の命を狙うものもすでに出てきているが、
圧倒的な人徳が感じられる。

めっちゃ強い

相手に合わせて剣を変える。
観察眼、機転の速さ、そして強さ。

軒下から垂れ水が落ちるまでに、二十歳そこそこの竜馬は3度切ることができたという。

長州藩の名士・桂小五郎は江戸三代道場の一つ神道無念流練兵館に入門し、一年足らずで塾頭となる。塾頭とは、道場の指導者やリーダーのこと。

その桂小五郎をも試合で打ち下している。竜馬強し。

竜馬も北辰一刀流の千葉道場で塾頭をしていました。

1巻で気に入ったフレーズ集

…をまとめようと思ったが、付箋貼るのを忘れていた。
パラパラと読み返してみたがようわからん。

ので、気に入ったフレーズ集は2巻目からで!笑

大事なところをやらなんだ。。

1巻のまとめ

司馬遼太郎の小説は面白い。

どこまでがリアルかはわからんし、その部分を深掘りするのは全巻読破した後にする。
50年前に書かれた小説とは思えないほど読みやすく、登場人物が生き生きとしている。

竜馬が強い、というのは知っていたが、塾頭になり、さらに他の塾頭をも沈めるような名士だとは知らんかった。
黒船来航時に、一隻奪ってやりたい。なんてことを抜かし伊豆半島の下田まで無許可で行く奇行ぶり。
お田鶴さまという土佐の名門美人に好かれ、夜の誘いを受けるもなんやかんやでお徳という女を抱いてしまう執着心のなさ。

竜馬、お前は何者になるがじゃ。
続いて2巻、読んでいきます。


    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    CAPTCHA