刑事さん。麦飯のおにぎりって、食ったことある?
いや・・・
麦飯は、ポロポロ崩れるんだよ
焦れば焦るほどよ、ポロポロ崩れるんだよ
焦れば焦るほど、ポロポロ、ポロポロこぼれるんだよ
それみてみんなが笑うんだよ
家にも、学校にも居場所がなくてね
「洞窟おじさん」という4話完結のドラマで、リリー・フランキーこと加村一馬が、警察署の中で過去を自白しているワンシーンの台詞。
リリー・フランキーは今でこそ有名だけど、20代後半は貧乏に苦しむ生活をしていました。
イラストや文章では食っていけず、親や友達から金を借りるが、ガスや水道が止まったことも。
貧乏生活で一番きつかったのは「孤独」だと言っています。
リリー・フランキーが出ている映画やドラマを見ると、安心しません?
苦しい時を生き抜いたからこそ、得られた何かを持ってる男。
なんだか体から、「そのままでいいじゃん。気楽に行こうぜ」
そんなオーラを感じます。
引用:リリー・フランキー | SOUND MUSEUM VISION
焦った時は、リリー・フランキーをググる
今日昼過ぎに仕事が終わり、家に帰ってゆっくりしてると気づかないうちに寝落ちしてしまった。
起きると外はすでに真っ暗。
やばい、今日何もしてない。
急に焦燥感にかられ、負の連鎖でなぜかgoogleの検索欄に「人生を棒にふる習慣」なんて言葉を打ち込んでググってる自分がいる。
いやいや、焦んなよ。
そんな時はリリー・フランキーだ。
常にピースな思想でいたいものだと思うけど、この季節は死んでくれてもいい人が増える。つまらん博愛よりも、大切な人だけが幸せであればいいと思う。
参考:リリー・フランキーの名言集 | 書評ブログの【笑本!】
下ネタやゆるい発言をいっつも吐いてるイメージだけど、こういう核心めいたことをサラッと言えるオトコってかっこいいよね。
リリー・フランキー主演の「洞窟おじさん」
リリー・フランキー名言界隈をうろうろしてたら、「洞窟おじさん」というドラマの主演を演じてる、との情報をえる。
1959(昭和34)年のとある農村。13歳の加山一馬は両親からの虐待から逃れて、山奥の洞窟に隠れ住む。一馬は木の実で食いつなぎ、イノシシを狩り、頭と体をフル稼働して生き抜いていく。そして43年、“発見”時には57歳のおじさんになっていた。
以上が簡単なあらすじ。
13歳ですよ?
中学1~2年の男子が家出して、それからサバイバルな生活を送る。
ホームレスとかそういうレベルではないっすね。
自然に帰化していく人間とでもいうか。
ドラマは57歳で警察署に送り込まれた加山一馬(リリー・フランキー)が、過去の自分を語りながら進んでいきます。
人に見つからない場所へと、ひたすら奥に入って言った
そして、とうとう見つけたんだよ、俺の居場所
家出して間もない頃、行くあてもなく彷徨って洞窟を見つけた時のくだり。
ここからサバイバル生活が始まります。
面白いですよ。
無料で見るにはU NEXTに登録すれば視聴できる。
1ヶ月無料だし、気になる人は。
最後に、ぼくが好きなリリー・フランキーの名言。
実際、自分の好きなことをやり続けている人って、結構みんな食えてるんですよ。ただ、若い時のほうがバランス感覚がいいというか、大人に毒されているから、いろんな人を見たり会ったりして勉強しようとかって言いますね。でも、そんなことしたらバカになりますよ。だって、ほとんどの大人はバカなんだから。
それではまた!
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