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【ラベリング理論】人は同時に物事を1つしか考えられない。

僕が座禅の説教から学んだこと。

それは、

『人は同時に物事を1つしか考えられない。なりたい自分像、楽しい言葉を内なる自分から発し続け、自分のアイデンティティや行動に落とし込んでいく』

ということ。

座禅に行くと、座禅を組む前にお坊さんの説教を聞くことができるのですが、

その説教の中にこれは素敵すぎるやん、ナイス坊さん!!

と言いたくなるような説教があったので紹介します。

座禅の際に、どうしても別のことを考えてしまう。

無になろうとしても、何かを考えてしまう。

人間ってそういう生き物なんです。

でもね、人って同時に物事を1つしか考えられないんですよ。

これをラベリング、なんて最近では言うみたいですが、まぁ少し意味合いは異なりますけども、この考え方は昔からありまして、、、

何ですか、そのラベリングって。


 
ラベリング理論とは

社会学者H・S・ベッカーが構築した理論で、しばしば逸脱理論として適用される。ある人物の特性は、その人物の行為ゆえというよりも、周囲から貼られる特定のレッテルによって決められる。ひとたびレッテルが貼られると(ラベリング)、その人物はそのラベリングのもとにアイデンティティと行動パターンを形成するようになる、という理論。

ーナビゲート ビジネス基本用語集より

 

具体的には、

【悪い方】

犯罪者が釈放されるも世間からあいつは犯罪者だ、犯罪者だと指を指し、本人が改心した場合でも自分は”犯罪者”だ。と言葉を刷り込まれ、また犯罪を犯してしまう。

【良い方】

あなたってほんと素敵よねー、とパートナーに言い続けることにより、本来よりもさらに魅力的になる。

 

同じ言葉を言い続けラベリングすることによって、アイデンティティと行動パターンを形成する。使い方次第では洗脳も可能であり、人がいる環境によってラベリングされる言葉も変わってくるので、周囲の環境って大事だよね。

 

ラベリング理論は他者から発せられる言葉を前提としたものだが、

これをお坊さんは、

“他者”という視線から”自己”から発せられる言葉を自分にラベリングしなさい。

自分の中にいる他者の視点から自分を見つめ、言葉をかけ続ける。

瞑想の際は、”無”になることをラベリングし続けることにより、

自然と”無”の状態を作り上げることができるようになる。

 

普段生活してる中で楽しいこと、明るいことを考えていれば、いずれそのうちそのような人間になる。

暗いことを考えていれば、そのような人間になる。

 

物事は1つしか考えられないなら、楽しい、幸せな方が良くないですか?

 

このようなことを言われていた。

 

人は起きてる時間、頭の中で何かしら考え続けている


 

朝:あーー。ねむい朝かーー二度寝したい。でも学校 or 職場行かなきゃ。うーん。

家を出るとき:忘れ物ないかな、今日って打ち合わせ何時からだっけ、緊張するー

電車の中:うわーあのおっさんめっちゃ咳しとるやん。風邪移ったらやだなー

改札:おいおい。このタイミングで改札引っかかるなよ。ちゃんとチャージしとけばよかった

学校 or 職場 or etc:よーし今日もやりますかー。天気いいな。なんとなく頑張れそう。

お昼前:うわ。もうだめ。腹減りすぎた。ご飯ご飯ご飯ご飯。

以下略

 

このように人って起きている間、無意識的に物事をずーっと考えているんですよね。

何かネガティブなことがあったとき。

嬉しいことがあったとき。

それら二つを同時に考えること・感じることってできないはず。

 

一日の中で無意識的に考える脳内思考を

意識的に自分の望む言葉をラベリングしてあげることによって、

人生はより楽しくなる、生き生きしてくる。

そんな教えを受けました。

 

まとめ


 

気づいたら口から愚痴ばっかりこぼれる。

なんだか人生楽しくない。

もっと自分の望んだ人生を歩みたい。

 

そんな時はこのラベリング理論を使って、

意識的に自己アイデンティティを変えていくといいかもしれません。

うまく使えば恋愛や良好な人間関係の構築にも使える理論。

悪用はしないようにしましょうね。

 

では、この辺で。


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