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20代でもオヤジ化進行中?ホリエモンの【君がオヤジになる前に】は良薬ですよ

ホリエモン著の【君がオヤジになる前に】を読んだ。
この人の文章は本当に無駄がなく好きだ。
合理的で、物事の本質をズバズバと突いてくる。

僕は新卒で入った会社を8ヶ月で辞めたわけだが、
「その理由は?」
と聞かれると、未だによくわからない。

肌感覚で、

『なんかイヤだった』

という部分が圧倒的に多く、きちんと言語化できていない。

そんな時にこの本に出会う。
辞めた理由を一部言語化できるとするならば僕は、
オヤジ化したくなかった
んだろう。

  • オヤジ化ってなに?
  • 本当の意味で己を突破するには?
  • 情報の質をあげるために
  • 自分の「正しい」は突き通すべき
  • まとめ

オヤジ化ってなに?

オヤジ化ー。
あなたが思うオヤジとはどのような存在だろうか。

ハゲ散らかしてる?
ヨレヨレのスーツ?
公園でランチの弁当をつつく?

ホリエモンが定義する”オヤジ化”とは、

「オヤジ」とは、年齢的なものではない。あらゆることー家族との向き合い方や仕事への接し方、服装や体型に至るまでーを、より良き方向へ改善しようとすることを放棄してしまった者たちへの表現

引用:君がオヤジになる前に

のことだ。

不満や不安はあるけど、
「でもさー」「やっぱり」「俺らには無理だよ」
これらの言葉が口癖のように出て、改善や突破をしない人間。

オヤジ化 = 思考停止状態

とホリエモンは言っている。

思考停止とは安定を求め、自分の皮膚感覚や感情、生き方そのものに、こだわりを捨てるところから始まる。

引用:君がオヤジになる前に

本当の意味で己を突破するには?

興味の対象をたくさん持っていて、それぞれに集中力を注げる人でないと、本当の意味で己を突破することは、できないんじゃないだろうか。

引用:君がオヤジになる前に

何にでも興味をもち、その一つ一つに真剣な対応をするホリエモンの言葉。
僕もいろんなものに興味をもち、それぞれを納得いくまで突き詰めたいタイプの人間だ。

しかし現時点では、どうしても集中力が散漫になり、あっちも、こっちも状態で結局中途半端なことが多い。
解決策としては、ある時期では一つのことに力を注ぎ、また別の機会に他のことをする。
というシンプルな方法があるが、できる人はこれを同時進行で行うんだろう。

そう、一つのことができるようになっても、他にやりたいことがある。
それだと満足できないのだ。

”本当の意味で”己を突破するには、それぞれに集中力を注げるようになること。
これは今後の課題になるなぁ。

仕事をしている人でも、他に興味があるんなら、無理にでもやったほうがいい。
これは核心をついてる言葉だと思った。

情報の質をあげるために

この本では、悩みや不安を持ったオヤジ化進行中の人たちが相談を持ちかけ、ホリエモンが答える形式になっている。

25歳、28歳、32歳、35歳、そして当時38歳であったホリエモン自身のことについて。

この本を書いた当時はよほど女の子と遊ぶのが好きだったのだろう、
要所要所で”セックス””若い女”などの言葉が出てくるが、同じくらいの量で出てくる言葉が”情報”だ。

暇されできればスマホを手に情報収集・発信を行い、脳をガリガリにチューニングするホリエモン。

いま君たちに最も必要なのは、資金でも人脈でもない。
情報だ。情報を所持するということは、未来をみることだ。

引用:君がオヤジになる前に

 情報過多なこの世の中、あなたはどれくらい質の良い情報を仕入れることができているだろうか。
僕はまだ情報収集がうまくない。
チェックリストに入ってるブロガーの記事やニュースを見ることで、

あぁ、今はこんなことが起きているのか

と思うことが多い。
その発信者になりたいとは思うが、なかなか踏み切れない。

それは上の章でも書いたが、それぞれに十分な集中力を充てることができていないからだ。

買い物をすればするほど、質のいい買い物ができるようになった。
いろんなトレードをすることで、自分に合う手法を見つけることができた。

様々な情報収集の媒体に多く触れ、質のいい情報を仕入れるようになろう。

自分の「正しい」は通すべき

あなたはこれまで生きてきた中で、『なんかイヤだ』と直感的に思ったことがあるだろう。

その直感を、無理やり正当化する言葉がある。

大人になれよ。

やりたくもないことを我慢し、これは僕に必要なことなんだ、と脳に刷り込む。
これはオヤジ化の第一歩なのだが、ホリエモンはこの直感的な部分を以下のように言っている。

皮膚感覚で嫌なものは、絶対に断るべきだ。
複雑な時代を生きていても、そこだけはシンプルであるべきではないか。

 引用:君がオヤジになる前に

 生きていると、時々訪れる『なんかイヤだ』という感覚。

それは一見すると周りとズレているかもしれないが、既成の価値観なんてそんなに大したものではない。

自分が大切にしている部分は、しっかり通すべき。
ホリエモンのこの一言には同感した。

まとめ

「世間がこういう流れだから」「お前もやっとけば?」
オヤジ化になるための甘い誘惑は、そこら中にある。

あなたが行動するのは、”なんとなくそれっぽい”からなのか。
それとも”自分はこうあるべき”だからなのか。

無駄のない文章でズカズカと脳内進行してくるホリエモンの本は、良薬です。

それではまた!


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