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『なんとなく、楽しそうだから』行って時間を潰すワーホリより、目的を持った短期留学の方がよくない?

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ワーホリに行きたい!
でも特に目的があるわけじゃないんだよなぁ…。

5年の前の僕もそうでした。
海外の空気を感じたい、日本とは違う生活圏で過ごしてみたい!

こんな思いを持って教授のところへ休学の判子をもらいにいくと、

「目的がない…?やめたほうがいいよ。」

「…え??」

「…って言ってもワカンないよねぇー」

と渋々了承の判を得て、ざわざわと落ち着かない胸の内を抑えながら教授室を後にしたのを鮮明に覚えてます。

今だから言える。
目的がない?海外滞在してみたい?
それって、短期留学の方がよくありませんか?

この記事では、カナダ・ワーホリ経験者が今からの海外滞在について、ザクッと話していきます。

ワーホリ行きたいんだけどどうしようかな?
そんなあなたに、少し足を止めて読んでいただければと思います。

  •  目的のないワーホリとは
  • これからの流れと、目的を消去していく必要性
  • 若い頃の時間を無駄にするな
  • ワーホリか、留学か。

目的のないワーホリとは

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さて、まずはなぜワーホリに行くのかを考えてみましょう。

  • 英語を話せるようになりたい
  • 海外で生活してみたい
  • 海外の友達が欲しい
  • いろんな経験を積みたい

うん、いいよね。ワクワクするよね。
ここで質問ですが、その目的の最終着地点はどこですか?

  • 英語を話せるようになりたい
    →英語を活かした仕事につく、海外で結婚する
  • 海外で生活してみたい
    →日本にはない文化に触れ、ウェブメディアを通して発信する

僕がいう目的のないワーホリとは、この最終着地点を見定めずに行ってしまうこと
もちろん現地で探してもいいんだけど、

なんか楽しそうじゃね?

で行くと、この先大怪我しますよ。
なぜ大怪我するのかというと、時代の流れが急速に変化していて、乗り遅れると本当に浦島太郎状態になりかねないということです。

これからの流れと、目的を消去していく必要性

現在、そしてこれからの流れをどう捉えていますか?

ワーホリ渡航に不可欠な、
”英語を話せるようになりたい”を代表にみていきます。

techable.jp

不便なもの・時間がかかるもの→解決することでビジネスになる

ビジネスの基本ですが、外国語習得もその一例。
今まではその解決方法がフィリピンの短期留学だったり、オンライン英会話だったのかもしれませんが、同時翻訳ツールはすでに出ています

しかも2万円も出せば手に入る。
あと数年以内にはクオリティーも格段に上がって、東京オリンピックの際には、優秀な同時翻訳機が出てきているでしょう。

さて、あなたならどうしますか?

  • 時間をかけて意思疎通を測るのか。
  • 自分の価値を高めることに時間をかけ、必要であれば同時翻訳で広めていくのか。

僕の友達には、
「でもいやだ。やっぱり会話はさ、自分の口から発したものじゃないとなぁ。」
という人もいる。
わからんでもない。
どっちを取るかは、あなた次第です。

若い頃の時間を無駄にするな

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これはある意味、逆説的な難しい投げかけです。

なぜって、若い頃には何が無駄で、何が無駄じゃないのかなんてのがよくわからない。

買い物だって、
いろんなものを買ううちに何が良くて、何が悪いかがわかってくる。

「無駄なんてものはねえよ!」

という意見もありますが、それは個人が思うところに任せます。
人生は、どれだけ自分にとっての無駄を省いて、選択したものをやり遂げるか。
僕はそう思っています。

ワーホリは最長1年間。
ほとんどの人が1年を使って海外に滞在するでしょう。

その最終着地点はしっかりと見えているのか。
それは日本にいてもできないのか。

変な維持やプライドを捨てて、考えて欲しいですね。

ワーホリか、留学か。

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言語の壁が取り払われつつあるいま、海外にいく理由として、
現地でしか体験できないこと
これが大きなメリットになってきます。
海外に行ってしまえば体験することそのほとんどが、現地でしか経験できないことになるんですけどね。

例をあげれば、

  • チップ制度
  • コンピューター管理の無人電車
  • 飲みにいく前に、家で酔いを完成させてからBarへいく
  • 引越しのしやすさ

などなど、掘れば掘るほど出てきます。
これらは留学であっても、ワーホリであっても体験できます。
”海外に住む”という絶対条件の元でみんなが経験できる共通項ですね。

問題は、”目的”はなんなのか、です。

留学の方が、密度が濃い

僕は留学の方が密度が濃いと思っています。
個人の意識レベルの問題なので、一概には言えないんですけど。

農業留学の例で説明していきましょう。
オランダの農業が、世界的にとても進んでいることを知っていますか?

matome.naver.jp

オランダは土地、そして人口も少ないんですが、スマートアグリというシステムを使って農業を効率的に行い、大きな黒字を出しています。

スマートアグリとは

農業の技術がIT技術によって蓄積され、温度、湿度、養分その他のセンサーネットワークと連携して自動化し、省エネで再生可能エネルギーなども利用しながら、 植物工場に代表される高度に自動化された農業技術で、農業に新たな産業革命をもたらす技術

参考:スマートアグリ – センサーとIT技術に支えられた新しい農業のスタイル

 僕の大学の友人は、オランダに農業を学びにいき、帰国後ある農業関連で企業。
最終着地点がみごとに決まってますね。

  • カリフォルニアでITを最先端の空気に触れながら学ぶ
  • コペンハーゲンなどのコンパクトシティで、まちづくりについて学ぶ

これらの具体的な目標があれば、最終着地点が見えてきそう。

海外ライフを楽しむ & 何かを得るために、まずは短期留学をオススメします。
その後やりたいことがあるのであれば、ワーホリに切り替えればいい。

そんな風に考えています。

まとめ

ワーホリにいくのが悪いとは言いません。
ぶっちゃけ目的なくとも楽しめるのがワーホリです。

  • でもそれって、1年間も必要?
  • 目的をもっと明確化した方がその先も充実してるよ?
  • 時間を大切にね。適切な自己投資をするのがベストだよ

そんな投げかけを、ワーホリ行くかどうかで迷っている人にしたかった。
自分の過去への戒めも含め、ですね。笑

僕自身のワーホリは、トロントに半年、バンクーバーに半年です。
トロントでは、リトルイタリーというイタリアンレストランが並ぶ街でキッチン担当を。
バンクーバーでは現地大学生とシェアハウスをしながら、レストランサーバーを。
楽しかったけど、半年でもよかったな。そんな風に思ってます。

1年行く!って頑固にならず、まずは3ヶ月やってみっかー。ぐらいの気軽さでいいかも。
日本に帰らず、世界で就職するバイブル。
面白いですよ。

何かの参考になればと思い、書きました。
それではまた!


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