キンコン西野が制作に4年半かけた絵本を、無料配布してんだけど【えんとつ町のプペル】

こんにちは、おしまです。

さっそくですが、叩かれ芸人で有名なキングコングの西野が、
無料で絵本を配布しています。

2,000円で販売していた絵本を、ある小学生のメッセージから無料に。
amazon絵本売り上げランキングで1位を突っ走っていたこの絵本をなぜ、どうして。

無料配布のリンク先はこちら!



spotlight-media.jp

制作にかけた時間、4年半ですよ?
それを無料で公開。

実際に読んだ感想は、めちゃくちゃ絵が綺麗。綺麗すぎる。
『鉄コン筋クリート』の世界観で、ファンタジー。



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この記事では

・『えんとつ町のプペル』の制作背景
・ある小学生のメッセージに西野がどう反応したか

を紹介していきます!

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『えんとつ町のプペル』の制作背景



そもそも西野が絵を描くことに興味を持ったのは、タモリの一言。

『西野、絵を描いたらどう?絵本を作るとか』

ここから西野は絵を描くことに没頭します。
NYで個展を開いた実績も。

えんとつ町は煙突だらけで、そこかしこから煙が上がり、頭の上はモックモク。
朝から晩までモックモク。えんとつ町に住む人は、青い空を知りやしない。
輝く空を知りやしない。
『空』という概念がないものですから、見上げることもしません。

そんな町に突如現れたゴミ人間と、その友達の煙突掃除屋が、それでも空を見上げるもんだから、町から袋叩きに遭ってしまいます。
えんとつ町は、夢を語れば笑われて、行動すれば叩かれる、現代社会の風刺
そして、「夢を見る」「夢を語る」「行動する」といった、大人になる過程で皆が折り合いをつけて捨てたモノをまだ持ち続けているという意味で、主人公を《ゴミ人間》にしてみました。

こんな後書きを書いているわけですが、
えんとつ町のプペルは分業制で作られていて、総勢33名のイラストレーターが関わっています。

1人で作った方が良いモノができるのであれば、1 人で作った方がいいし、100人で作った方が良いモノができるのであれば、100人で作った方がいい。

大切なのは『誰が作ったか?』ではなくて、『何を作ったか?』

イラストは見てもらうとわかるんですが、めっちゃクオリティ高いです。
もちろん多くのお金がかかってます。

『えんとつ町のプペル』の個展を入場料無料でやりたい!
との思いから、クラウドファンディングで1000万円を目標額としていたところ、
なんと4637万円も集めたんだそう。

お金集めにも巧みな西野が、
販売額2000円の絵本を、なぜ無料配布することになったのか。

ある小学生のメッセージに対する西野の反応

テレビやネット、雑誌や新聞等で、取り上げていただくようになり、連日、『えんとつ町のプペル』に関する色々な声が僕のもとに届きます。

その中で一通、とても気になった声がありました。
それは、
「2000円は高い。自分で買えない」

という意見。
小学生からでした。

『えんとつ町のプペル』は2000円です。
色を綺麗に出す為に特殊なインクを使っていて、使用するインクの数も一般的な作品より多く、そしてページ数も多いので、2000円という値段設定はギリギリまで頑張ったのですが、それでも2000円。
たしかに、小学生からしてみると大金で、自分の意思で買うことは難しいです。

実は、ここ数日、このことがずっと気にかかっていました。
《自分は『えんとつ町のプペル』を子供にも届けたいのに、たった「お金」という理由で、受けとりたくても受けとれない子がいる。》

双方が求めているのに、『お金』なんかに「ちょっと待った!」をかけられているのです。

お金を持っている人は見ることができて、
お金を持っていない人は見ることができない。

「なんで、人間が幸せになる為に発明した『お金』に、支配され、格差が生まれてんの?」
と思いました。
そして、『お金』にペースを握られていることが当たり前になっていることに猛烈な気持ち悪さを覚えました。

「お金が無い人には見せませーん」ってナンダ?
糞ダセー。

……いや、モノによっては、そういうモノがあってもいいのかもしれません(←ここ大事!ニュースになると切り取られる部分ね)。

しかし、はたして全てのモノが『お金』を介さないといけないのでしょうか?

 

SNSで誰とでも繋がれるようになり、『国民総お隣さん時代』となりました。
ならば、お金など介さずとも、昔の田舎の集落のように、物々交換や信用交換で回るモノがあってもおかしくないんじゃないか。
「ありがとう」という《恩》で回る人生があってもいいのではないか。

もしかすると、『本』には、その可能性があるのではないか?
そんなことを思い、
そして、
一度思ってしまったら、行動せずにはいられないタチなので、行動します。
今日をもって、『えんとつ町のプペル』を無料にします。

お金を払って買って読みたい人は、買って、
無料で読みたい人は、インターネットで最後のページまで無料で見れるようにします。
お小遣いなんて貰えない幼稚園児や小学生が、
出費が重なってしまって手が出せない主婦が、
何かの関係で本屋さんまで足を運ぶことができない人達が、
『お金』の許可なんぞとらなくても、
それぞれ自分達の意思で、『えんとつ町のプペル』を見れるようにします。

「無料にしてしまうと、食いっぱくれてしまうのではないか?」
そんな不安もあります。
しかし僕は、『10万部売れるコト』よりも、『1億人が知っているコト』の方が遥かに価値があると考えます。

 

おい!

俺にコメントをくれた小学生!
もう大丈夫だ、2000円なんて必要ないぞ!

そしてキミが、
キミのタイミングで、誰かに恩を贈ればいい。
もちろん、いきなり全部は無理だ。
「全部無償にしろ!」とも思わない。
お金を稼ぐことが悪いことだとは思わない。
『えんとつ町のプペル』だって、こういうことができるようになったから、やっただけ。
僕だって、お金を貰わないと回らない仕事をたくさん抱えている。

だけど、今一度、一つ一つ確認して、
「もしかしたら、コレは恩で回せるんじゃないかな?」
「もしかしたら、コレは入り口でお金を取るのではなくて、人の善意に期待してもいいんじゃないかな?」
と考えることはできる。
そういうモノが見つかれば、そこに関しては自分ができる範囲で、自分から恩を贈ればいい。
たぶん、僕らの時代は、そっちに向かった方が面白いと思うよ(*^^*)



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振り切ってる、振り切ってますね。

お金を払って買って読みたい人は、買って、
無料で読みたい人は、インターネットで最後のページまで無料で見れるようにします。

かっこよすぎる、西野。

 

文中に何度も『恩』という言葉が出てきました。

金持ちっていうかいつでも現金化できる。
要は「信用持ち」ですね。信用って、その気になりゃ土壇場でお金にできるから、「だからこいつって人生うまく回ってるんだな」と思って。
お金がない人とかすごい困ってる人っていうのは、信用がないんだなっていうのを、最近思って。
だから小谷ってこんな幸せそうなんだって。

西野が『信用』という言い回しで使っているこの引用文章に、今回の無料配布の根っこがあるように思います。
『恩』や『ありがたみ』は『信用』となり、お金が集まってくる。
現に1000万円目標のクラウドファンディングで、4000万円を超えてます。

西野は”信用持ち”なんですね。
すごいなぁ、共感するし、こんな男を目指したい。

参考

ホームレス芸人小谷がお金に困らない理由をキンコン西野が分析 – ログミー

嫌いな人ほど刺さる!嫌われ芸人キングコング西野の名言11選 – 僕はネパールを変えることができない。

まとめ

長くなりましたが、

小学生の一言で絵本を無料にするなんて、紙一重で本当のバカもしくは超絶男前。

僕は西野が少し前から校長やってたり、自給自足のコミュニティ作っていることをは知ってたけど、この先も面白いことをどんどん仕掛けていきそうな人だなぁと改めて感じた。

ワクワクしますねー。新海誠さんとコラボして映画とか作んないかな。

そしてこの『えんとつ町のプペル』に加え、西野の著書『魔法のコンパス 道なき道の歩き方』もベストセラー1位になってます、すごい、すごすぎる。
キンコン西野が絵本を無料配布している件の紹介はこの辺で!
会って見たいなぁ、西野。

それではまた!

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